2019/05/14

Singin’n for your smile

数年ぶりにここを更新します。
SNSの更新など、色んなサービスに自分の日々を散らして行くたびに、言葉を長く綴る機会が減ってきました。

「文章にするなら歌詞にすべきか?」とか、
「文字よりも音で伝えるべきか?」とか、
伝え方を考え悩むうち、本来伝えたかった言葉は風に吹かれて飛んでいってしまう。

思った事を、どんなカタチであれ、どこかに発信して残しておく事が大事なのかもしれないなと思い、書き残して行こうと思います。


さて、昨日。
Calmeraは、初ライブをしてから13年が経ちました。
長く応援してくださる方も、最近知ってくださった方も、本当にありがとうございます。
皆さまのおかげです。

 8枚目のアルバム"The Party "に収録された「Singinn for your smile
この曲はタイトルの通り、僕らのステージから見てきたお客さんへの感謝とも言うべき曲です。


とある料理を作るのが好きな男が、作る楽しみから料理人になり、おいしい料理作りに没頭した。
あらゆる食材を学び、あの技この技を習得した。

そして、あるとき男は、お客さんが美味しそうに食べる顔に夢中になっていく。
仕事帰りの疲れたサラリーマンか、愛が生まれる前のカップルか、仲睦まじい老夫婦か。
それぞれの人生のその瞬間、幸せだと思える料理を出すこと。
それがおいしい料理なんだと思うようになる。
彼は今日も、オープンキッチンから、お客さんとしゃべり、顔を見ながら、一人一人の心に響くような料理を作るのでした。


音楽家って、店舗を持たない料理人のようなものだなと思うのです。

音聴いて喜んでくれる。
笑顔になってくれる。
リラックスしてくれる。
ライブを見てはしゃいでくれる。

そんなお客さんがいるから、僕らもまた心を込めて音楽を届けに行こうと思う。

お客さんの顔を直接見られる仕事で良かったなぁと心から思います。


Singinn for your smile」はそんな想いが芽生え始めたバンドが作った曲です。
そして、あの頃から何度も何度も演奏して、感じながら演奏してる曲です。


それでね、
最近、僕はお客さんとスタッフの笑顔を見るようにしているのですね。
側で一緒に作ってくれるスタッフが楽しそうである事って一つのバロメーターのように感じていまして。

おかげさまで、昔はメンバーだけで回っていたツアーも、マネージャーや音響さん、照明さん、イベンターさん、バイトさんまで。
色んな人達と仕事出来るようになりました。

その人達も楽しんでいるかな?って思うのです。

僕らより大変なこともいっぱいあると思うんです。
それでも、今日はいい仕事したなと思ってくれるように、僕らができる事はなんだろうなぁと。

お客さんを楽しませる事も、良いライブをする事も、当然の課題で。
それ以上に、出来ることって何かなぁと。

そこまで考えなくても良いのかもしれない。
けど考えるから面白くなる様な気がするのですね。

だからね、
僕の中の「Singinn for your smile」は今、スタッフチームに向けられています。笑

視点が、お客さんを通って、スタッフに戻ってきて。何度も堂々巡りして、今はそんな視点です。

もしくは、まだ僕らと出会ったことない顔も知らない誰かに。

僕にとっては、僕以外の誰かが笑ってる事が嬉しい。それが知らない誰かでも良い。それも面白いじゃない。不思議なことで、僕は楽しい。

つまりは、僕が楽しいからSinginn for your smileという事なんですけどね。


そうやって、見えるところから、見えない向こうの向こう、果ての誰かが笑ってくれるよう、楽器を弾き、時には歌う。時にはふざける。

それがエンタメジャズというかたちなんだと、13年経って改めて思ったりしたのでした。




2016/12/21

渚のリビエラとTHE PARTY!

けして誕生日の更新に向けて、ならしているわけではありませんよ。
なんなら、シンギンまで行って誕生日を迎えるつもりが間に合わなかったです。笑


ただ、結果的に誕生日に向けて更新する事になったのは、12月にカルメラの新譜がリリースしたからです。

THE PARTY!



前回の記事でも触れた10周年の今年。
REAL KICKSに続き、2枚連続リリースになりました。

REAL KICKS


この2作品の見せ方は、まるで真逆の様です。
RIAL KICKSの「犬、逃げた。-ver.2.0-」や「NO CHASER」のようにクールでかっこいい曲をピックアップしたのに対して、THE PARTY!は「乾杯ブギウギ」や「Flight from SHIBUYA City」など、明るい曲をピックアップした作品になりました。
シブヤはかっこいい曲ですし、もちろん、Logical Fallacy、甲州街道は今日も雨、The Theme for Reckless Dudesなど、クールでかっこいい曲は少なくないアルバム。

それでも明るいムードのアルバムになったのは、タイトルもあるけど、バンド内の空気感を曲にアウトプットしようとした僕の仕業でもあります。



今作品を作るにあたって、予感がしたんです。
ゴウシ君もパクちゃんもクールでかっこいい良い作品をもって来るだろうと。
予感というか、信頼ですかね。
だから、僕はクールな曲は一曲も用意しませんでした。


僕が「乾杯ブギウギ」をメンバーにもって行く前、このニューアルバムを作る事になって、1番はじめに持ち込まれた曲。
それが「渚のリビエラ」です。

◼︎渚のリビエラ
海を見たくなって江ノ島から江ノ電に乗った時、車窓から見える海辺の景色がとても素晴らしいもので心に残り、その時の高揚感が曲を作るきっかけになった。
水辺で気持ち良さそうに遊ぶ人達の姿を見て、水辺ではしゃぐ女の子の無邪気さを表現したいと思い、明るくころころと表情を変える曲にした。
この曲を聴いて、日常から抜け出して海へトリップする様な晴れ晴れとした気持ちになって貰いたい。


新しい作品を出すにあたって、1番はじめにバンドで作る曲としては攻めた曲を持っていこうと思ったものです。

僕が作る曲のシリーズ感でいうと、6thアルバム「ゴールデンバラエティー」のThe beginning of~や、7th「REAL KICKS」のFly overに続くポップ色の強い楽曲です。


この曲、メンバーにイマイチって言われると思ってたんですよ。笑
カルメラの提案するポップさとは少し角度が違うアプローチをしたからです。
しかしそれを楽しんで"らしさ"に吸収出来るメンバーでもあるので、ひとつの賭けで持っていきました。
一曲目から、さっそくの僕の無茶振り。
それをとても良い曲にまとめるカルメラのメンバーは、演奏力だけじゃなくて理解力やイメージ力もしっかりしているのです。


さて、カルメラの曲は、メロディーがはっきりしている事を重要視しているので、リズムに変化をもたせすぎると邪魔になりがちなんですね。
僕はそこをいかにポップにリズム遊び出来るか考えました。


リズムは変化しつつもポップな曲にまとめているバンドの代表がビートルズです。
ビートルズって聴きやすいのに、クセが強いんですよね。そのクセがもはやスタンダードだから素晴らしい。
歌い回しによってリズムは変化するし、王道から外れた構成の曲も多々ある。
拍子が変わる事が特別な事ではないように自然に曲が進んでいく。程よく心に響く。


僕らもそうやってメロディーを大事にしつつ自然にリズムチェンジ出来たら、もっと自由になるのに。。と考えながら曲を作りました。


そして、リズム遊びをするために入れた要素が、"無邪気さ"でした。
リズムに対してずいぶん抽象的なものですけども。


例えば、子供のようにころころと気分が変わったり、テーマパークに行って色んな世界観やキャラクターや乗り物に移り気になったり、楽しい気持ちって、色んなカタチにどんどん変化していくと思うんです。

ライブハウスの後ろの方で腕組みしながら見てる人も、心のどこかで前ではしゃいで見たい願望があったり、1番前ではしゃいで楽しむ人も、後ろでゆっくり見たい時があったり。

人の気持ちって表には出さないけど、数分数秒でころころ変わるものじゃないですか。
どんな人も、常に一定ではないと思うんです。

一定のリズムで感じられる音楽の気持ち良さがあるのなら、リズムが変化する".自由で無邪気な気持ち良さ"もきっとあるんじゃないかなと思ったんです。


大人になって知識が増えれば増えるほど、気持ちを抑えたり、コントロール出来るようになっていきますが、「楽しい」「嬉しい」といった子供の様に無邪気な気持ちを、イントロか緩やかにゆっくりと紐解いていく曲に仕上がったと思ってます。


ちなみに、"渚"も"リビエラ"も意味は同じ様なもの。
「渚の〇〇」なんて曲や、「〇〇のリビエラ」といった聞いた事ありそうな曲の、響きが良く意味あり気なタイトル感を、あえて意味をぶつけて中和して無意味にしました。笑

もし意味を調べたり考えたりした時、答えのないタイトルにしようと思いました。

でも、そのどちらかを人の名前として捉えた時、表情の違う人物(女性の名前)がイメージ出来たり、ギタリストが書いた曲なのでリビエラってギターを想像したり、複数の捉え方が出来るようにもしています。

発想の転換や想像力次第で、聴き方や感じ方、捉え方は変わるもの。
聴くタイミングや気分で、心に残るメロディーも変わるもの。

乾杯ブギウギやsingin'の様にイメージを共有させず、とにかく自由に、無邪気に聞いてもらえるように。
作者のそんな想いがこもっているとかいないとか。。笑


この曲のプロトタイプ完成を気に、バンドの陽のパワーを引っ張り出すと決め、乾杯ブギウギとSingin' For Your Smileの元曲を持ち込みます。


乾杯ブギウギについては前の記事、Singin' For Your Smileについては次回の記事をチェックして下さいね。

というわけで、次回はSingin' For Your Smileと、僕がTHE PARTY!に込めた想いを綴りたいと思います。

2016/12/16

THE PARTY!と乾杯ブギウギ

久しぶりの更新です。

日々思うことは沢山あれど、その思いをどこに貯めていくのか迷うものですね。
僕のノートには、言葉にするわけでもなく、SNSに上がるわけでもなく、歌詞になるわけでもないよくわからない殴り書きの言葉が散らばってます。
まあ、誰しもあたまの中はそんなものだと思うのですけどもね。


さて、そんな散らかった言葉をまとめようと思ったのは、カルメラの新しい作品が出たからです。

THE PARTY!


カルメラにとって10年目にして8枚目の作品です。

気が付けば10年が経ちました。
ありきたりな言葉ですが、長い様であっという間です。
振り返れば、楽しい事も悲しい事も、努力も脱力も次から次へと思い浮かびます。
長く続けてきたのかもしれない。
そう思います。

しかし振り返らずに前ばかり見続けた10年でした。あっという間です。

いい音を、面白いステージを。
それを考えてきただけの10年です。

そこに愉快なメンバーがいて、それを楽しんでくれる人達がいました。


どう考えても、カルメラの音を1人では出来ません。ゴウシ君がいて、この人と一緒にやりたいなぁと思ったのです。そこに今のメンバーのたなっち、パクちゃん、こばやん、ひでや君、つーじー、いがっちょさんが入って続けて来れました。
また、それを聴いてくれる人がいて前向いてやって来れました。
そんな風に、色んな人の推進力が、カルメラを動かして来ました。
本当に、人や出会いに恵まれた10年です。


ある日、いや徐々になんとなく、そんな事に気が付いたんですね。当たり前の事なんですけども、身に染みる様になったと言いますか。
歳なんでしょうね。笑

そうすると、求めていた良い音もステージも、人や出会いから作り出すものなのかもしれないと思ったんです。

そう考えた僕が出来る事は、曲で人の心を引っ張り出し、繋げていく事でした。

まずはメンバーから面白いところを引き出したい。
それが聴いた人の誰もが共有出来る体験をテーマにしたものでありたい。

そんな時にポロっと出たテーマが乾杯でした。


◼︎乾杯ブギウギ(セルフライナーノーツ)
誰もが陽気になれる「乾杯」をテーマに、そこにいる人みんなを巻き込んで楽しめるライブナンバー。
ライブでは、音源に入っていないパート"一気コール"ならぬ「ソロコール」と、大きく場面転換した「居酒屋ぼやきパート」が追加され、初めて観る人も思わず笑顔になってしまう、お客様参加型エンタメジャズを表現した曲。



メロディーなんて、もはやなんでも良かったのかもしれない。
たぶん乾杯というテーマを元に曲をアレンジし出した瞬間から、この曲は完成に向かっていきました。

真剣に、かつ笑いながら曲が作られていくのは中々面白い時間でした。
そんなバンドのノリと大胆な力技で構成されたこの曲を、面白がってくれたのはスタッフ陣も同じでした。
僕らは「なんじゃそれ」と言われる気がしていたんですけどね。笑


"誰もが共有出来る体験"をテーマにするのは、とても大事な事なんだと実感しました。
この曲は、みんな頭の中でイメージが膨らみ、それぞれのやり方を提案してくれる曲になりました。
そして、まるで人工知能の様に色んな案の良いところをどんどん飲み込んでいったんです。


芸人パップコーンの松谷さんが撮って編集してくれたMVは、曲とは全く関係のないぼやきコントパートや、お客さんのスマホのライブ動画90本をMVに混ぜ込んだりと、インストバンドの枠を超えた明るく派手なものになりました。
乾杯ブギウギ−10th Anniversary & MGM LIVE mix-


アルバムに収録された乾杯ブギウギは、TPOに合わせたバージョン。ライブでしか伝わらない熱があったりするものですからね。
アルバムと共に配信されたメガ盛りMIXバージョンは、ライブの勢いとこれでしか聴けないぼやきコントパートが入っています。
カルメラ「乾杯ブギウギ-メガ盛りMIX- - Single」
https://itun.es/jp/cnovgb


ちなみに、ぼやきコントパートでかかるBGMは、ゴウシ君が作詞作曲アレンジした演歌。

曲の中で曲がかかるという、誰が書いた曲なのかも、説明し難いものになってます。。笑


歌詞もみんなで言葉を出し合って生まれました。
"歌いたくなった。みんなで歌いたいと思った。"
それだけの理由で、あっさりとインストの枠を超えていけるバンドです。
インストゥルメンタルに執着するより、面白いと思える事を取り入れるのはこのバンドの良さだと思っています。

「乾杯ブギウギ」歌詞
嬉しい時も  楽しい時も  
辛く悲しい時でも 
素敵な夜の始まり  シャラララ騒ごうぜ
夢を注いで  笑顔をこぼせ
呑み明かして踊ろう
グラス片手にとりあえず乾杯しようぜ



タイトルに"ブギウギ"とつけたのは、ブルースやスウィングの意味もありますが、「東京ブギウギ」や「銀座カンカン娘」の作者、服部良一氏の作った日本のジャズ、ポップスへのオマージュです。
「乾杯カンカン男」でも良かったかな?笑


これが、今の乾杯ブギウギのすべてです。

しかしこれからもアップデートされていくと思います。
カルメラのステージ上だけの話ではなく、この曲を聴いた人達の日常に馴染み、パーティーソングとして、BGMとして成長していってくれると思っています。
これは僕の願望ですね。
そんな曲として愛されていけば幸いです。


要は"自由に楽しんで聴いてね"というだけの話です。


長くなりました。
次回は「渚のリビエラ」のセルフライナーノーツを書きたいと思います。

2016/09/17

夏のロスタイムツアーあとがき

セミの鳴き声はいつの間にか聴こえなくなって、鈴虫の鳴き声が耳に届くようになった。

ホントは8月の初めには鳴き出している鈴虫の声に気がつかないのは、秋を感じる心の準備が出来てないからなんでしょうね。

鈴虫の音を心地よく感じたのは、山口県でのライブを終えた時だった。

◼︎山口県の旅館
それは山口県周南市での鶴との対バンをして打ち上げの後、街から少し離れた山あいの旅館に泊まった時のこと。

近くの自動販売機には、虫が集まっていた。

街灯もない道、古民家、くたびれた温泉宿看板。
コンビニも近くにはないと、その宿に泊まっていた学生さんが言っていた。

なんだか実家を思い出す景色だった。
いや、おばあちゃんちかな。

宿は、とても元気でおしゃべり好きな80歳後半のおばあちゃんが1人で1人で切り盛りしていて、9人もの若者(おばあちゃんからしてみるとね)が来るのはさぞ賑やかだったろう。

夜中に伺ったのにもかかわらず、なんのもおもてなしも出来ないけれどといいながら、部屋はいっぱいあるから好きな場所使って、布団はそこ、お風呂は温泉だ、タオルは自分の使わなくていい、カラオケはこの部屋で歌え、コーヒーは自由に飲め、この辺の地主さんはナンチャラカンチャラ〜とよく喋ってくれた。

時折、明日には居なくなる事を寂しがった。
自分が居なくなったら、この店や土地を売っても大したお金にならないなんて言っていた。

それでも明日になれば、僕らのいなくなった旅館の各部屋の掃除を少しずつするのだろう。
出逢いと別れの毎日をどんな気持ちで過ごしてきたのか、もう少し聞いてみたかった。


ライブも出逢いと別れの繰り返しだ。
お客さんもそう、対バン相手もそう。

この旅での鶴との2マンは三重県と山口県だった。


◼︎鶴TOUR2016 ニューカマー 〜選ばれし者達〜 


お互いに陽気な気持ちになれる音楽性を持つバンド。

鶴の曲やMCには、熱いエネルギーと脱力が気持ちよく混ざり合っている。まさに雑味が気持ちいい。
一緒にやる度、沢山のツアーを回ってきたバンドの底力を感じさせてくれる。

「また一緒にやることになりそうだし、打ち上げの終わりも寂しくないね」
とお互いに陽気に解散した。


対バンを再び、三度とやる事は当たり前のようで、出会ってきたバンドの数だけ出来るものでもなく、スケジュールもスタイルも目標も違うバンド同士は中々2度目がなかったりする。

鶴とは縁がある。
その縁は、またやってほしいと言ってくれるお客さんが繋いでくれるものだと、僕は思っている。


そういえば、対バン回数の数を数えるのもやめた対バン相手もいる。
ADAM atだ。


◼︎カルメラ×ADAM at 2マン〜岡山がってん・ギンギン大作戦〜
高校生の頃に、学校が違っても放課後になれば集まって遊ぶ友達ような存在かもしれない。
ライブじゃなくてもよく飲みに行ったりする
うちのメンバーが楽しそうに喋ってる姿を見てるとそう思えてくる。

僕はそれを横で見ながら、それをアテにしながら酒を飲むのが好きなのである。
あ、それはどうでも良いか。


岡山での対バンは楽しかった。
ジャバの2人のリズム隊もとてもいい感じだった。
ヒロシアットとコウタアットのギターの絡みが好きだ。
ステージ横が楽屋だったので、MCまで逃さず全部聴いた。
打ち上げもたっぷりあった。
ごうしくん、パクちゃんと喋ってるタマスケアットはとても楽しそうだ。

この日、集合写真は撮り忘れた。
だから、ギターの3人の写真を。

SNSで拾っただけだけども。笑


そう、ADAM atのサンセットライブでのステージは、うちのメンバーが楽しそうに聴いていた。
僕もカルメラのお客さんと話したりしながら、ステージの周りをうろちょろした。


◼︎24th Sunset Live 2016 -Love & Unity-

サンセットライブは、今年も気持ちのいいステージだった。

カルメラとしては2日目だったけど、初日に結婚式の演奏隊としても出演した。
とてもハッピーな空間の中で音を出せて、嬉しかった。

会いたいのに、うまく会えなかった人たちもいた。もっとライブのタイムテーブルにかぶりついて過ごせばよかったとも思う。

しかし、このイベントはスタッフさんを見るのが好きなのです。

先日、事務所にスタッフさんからお礼のメールが届いた。
沢山のスタッフさんが楽しそうに仕事してる写真が一緒に送られてきた。

僕は毎年、そんなスタッフさんとお客さんに会いに行ってるようなものだ。
それが楽しみで仕方ない。

今年もいくつか見たいアーティストさんのステージを見逃した。
みんなが楽しそうだから、それを見てるだけで時間が過ぎるのだ。

糸島のサーファーさんの天気予報どおり、台風は来なかった。


ビーチステージからの眺めは、開放感に溢れた海と笑顔が溢れていた。

前日のビルボードライブ大阪の景色は、それとは違った心地よさがあった。


◼︎ザッツ・エンタメジャズ・アワー2016 at Billboard Live OSAKA

ビルボードライブ大阪でのワンマンライブ。
そろそろ恒例になって来たように思うけれど、僕は未だに一番緊張するステージだ。

僕は視力が良い事もあり、お客さんの一人一人の顔が奥まで見渡せる。
着席スタイルのライブでは、MCの時にゆっくりとお客さんの顔を眺めるようにしている。

MC中って、みんな喋ってる人の事見てるでしょ?
だからみんなをゆっくり見るチャンス。笑

ビルボードライブならではのオシャレをして来てくれたお客さんを見ながら、少しずつ心を落ち着けるようにじっくりと見回してます。


名古屋では、どんな景色が見れるのかな。
どんな演奏で、どんなリアクションで、あの瞬間を共有出来るかな。

ザッツエンタメジャズアワー、
来週22日は、名古屋ブルーノートです。
2016.9.22(Thu)ザッツ・エンタメジャズ・アワー2016 at 名古屋BLUE NOTE
@愛知・名古屋BLUE NOTE
1st Stage OPEN 16:00 STARAT 17:00
2nd Stage OPEN 19:00 START 20:00
名古屋BNメンバーズ ¥5,000 一般 ¥5,300(別途飲食代)

10月のモーションブルーでのライブはSOLD OUTしました。

その他のライブは、
カルメラのHPをチェックしてね。
http://www.calmera.jp/


色んなライブがあるけど、どこにいっても、そこでしか、そのステージでしか見れない景色がいっぱいある。
季節が違えば、場所が違えば、リスナーが違えば、同じ音でも違って響く。


夏とは違って、秋は感覚が広がる。
夏ほど刺激的なものより、もっとナチュラルな刺激に敏感になる。
芸術の秋とはよく言ったものです。

夏の終わりを惜しむ時期ももう終わり。
そろそろ、更けてゆく秋を楽しみにしていこうと思う。

とりあえず、今年もいっぱい秋刀魚食べたい。

2016/09/01

韓国 テグ国際ジャズフェスティバル

4年前、大阪卒業式の前に、とある撮影のためにグアムへ行った時以来のバンドメンバーとの海外旅行。
演奏旅行としては、もっとその前の台湾以来でした。

あの時と違うのは、この経験を次に繋げるために演奏で喜んでもらえるために、メンバー以上に頼もしいスタッフさん達とともに旅をしたこと。

そして現地でお出迎えしてくれた人たちもまた、とても素敵な人達でした。

 
この旅で、僕らをサポートして下さった皆さまとの写真。

通訳をして下さった琵琶奏者の水島さん、音響を担当して下さった岳さん、依頼を下さった海道善隣交流の会・金山さん、ライブ前日から丁寧におもてなししてくれたキーさん、流暢な日本語で沢山サポート応援して下さったジウンさん、現地の学生スタッフさん。

今回の旅で感銘を受けた事は、テグの人達の思いやりと頼れるチームへの信頼感でした。


テグの皆さんと交流で「人と人の繋がりを深めたい、自分達の街を盛り上げたい、面白くしたい」という想いが伝わってきました。
それはそれは温かいおもてなしでした。



ライブ当日のお昼の会食での事。
「国や政治的な動きだけではなく、民間での人と人の繋がりや、芸術やスポーツでの交流により親睦が深まる事で、文化の違いを分かり合っていきたい」
という言葉に強く共感しました。

政治的な摩擦という一件ネガティヴな話題も意識した上で、個人と個人、人と人の交流でポジティブに解決していきたいという想いが、僕の胸を熱くしてくれました。

素直な気持ちで語ってもらえた事がとても嬉しかった。
押し付けの情熱ではなく、相手を思いやる情熱。
その熱い想いに、答えないわけにはいかないと思いました。



ステージから見えたのは、言葉のない音を楽しんでくれるお客さんでした。
正直、こんなにお客さんのリアクションが嬉しいと思ったのは久々でした。
それだけで心から嬉しく、楽しかった。
メンバーの演奏姿がとても楽しそうで、アイコンタクトの時の屈託のない笑顔がいつも以上でした。

こんなにも強く「届け!!」と念じながら演奏すると思っていませんでした。
音楽とは実に自由なものだと感じる事が出来ました。

伝えたい想いは、ゴウシ君の、文字を読みながらのたどたどしい言葉以上に伝わったような気がした。

旅の間、彼はずっとメモしていた。
言葉を覚えるのが楽しかったのもあるだろうけど、その姿勢はステージで前のめりなアジテートに現れていた。
僕は、ゴウシ君の背中に力強さを感じた。
心から、かっこいいリーダーだと思った。

メンバーの一つ一つのステージングに、いつも以上の覇気を感じた。


ああ、そうだ。
このバンドのこういう瞬間
まとまって音を出している瞬間
みんなが同じ意思で真っ直ぐ前を向いてる瞬間
その奇跡的な力強さに酔ってるんだった。
その中で演奏してる事の気持ち良さに魅せられてるんだった。

アウェイだからこそ、そんなステージが出たりするからこのバンドは面白い。

良い演奏だったかどうかはわかりません。
しかし、旅のドラマが見えるステージになったと思ってます。

それは、偶然ではなく支えがたくさんあったからです。
音響の岳さんの指示がなければ、メンバーの立ち位置さえ変えられなかった。
通訳のために同行してくれた水島さんのおかげで、テグまでの道のりも食事も、オフの時の言葉の伝わらないフラストレーションを深く感じずに過ごせた。
市川さんやとうふくんのマネージャーチームの仕切りで、細やかな自己管理のストレスもかなり軽減された。

そして、テグのみなさんの優しいおもてなし。

僕らがステージに立ってパフォーマンスをするために、沢山の支援があったんです。
とても恵まれた環境でステージに立てたんです。


そんな人達の笑顔や眼差しがステージから見えて、泣きそうになった。
こんなに想いがこみ上げてくるステージは久しぶりでした。


音楽をやってて良かったと思いました。
沢山の思いやりを胸に、世の中を平らでまあるく和ませる手伝いができるのだから。



またテグの人達に会える様に。
もっとたくさんの人達に出会って繋がっていけるように。
僕らはもっと注目される存在になりたいと思います。

もっと世界中の街でカルメラの音を楽しんでもらえるよう、精進したいと思います。



以下、旅の写真。

空港着


韓国のもてなし料理を食べる初日。


2軒目はマッコリをガブガブ飲む。

ホテルからの景色。

2日目の食事会の場所。
話題のオシャレで上品で美味しいホテルのビュッフェ。



会場は日韓ワールドカップで使用された会場。



空き時間、セグウェイにのる。


ライブ後にはサムギョプサル!


メンバー全員で夜の街へ。
タクシーではぐれて路頭に迷う数分間の画。

帰りのバスターミナル。
やたらお金をせがんでくるおばさんが、メンバーに馴染む。笑

1人でバスターミナル付近をぶらぶら。

スタバ!

今はテロ対策で、飛行機の写真を怒られるようです。
撮ったら怒られました。


帰京後、行きつけのお店でお土産話しをしながら、ポケットに残った150ウォンを立てる遊び。
バランス良くおけば、倒れないんです。