2011/07/02

6/24 リキッドルーム ニコニコツアーファイナル 大阪からの刺客

先週末のリキッドルーム。
カルメラにとって大きな会場でした。

SOIL & "PIMP" SESSIONSのニコニコツアーファイナルに、大阪からの刺客として出演してきました。

それはもう、スリリングな1日でした。

僕の人生28年の中で、30分というステージは一瞬の出来事なのですが、その一つ一つの景色、音、熱が鮮明に記憶に刻まれました。
なのに、リキッドルームで演奏した事は、未だに夢か幻であった事のように思えます。


演奏直前、
「そろそろ下に降りよう。」
と、メンバーの誰かが切り出しました。
スタートから30分も前の事でした。

いやいや、早いやろ!と心の中でツッコミながらも、僕も楽屋でゆっくりしていられる気分ではありませんでした。
緊張なのか、興奮なのか、いつも以上に沸き上がる何かを押さえる事が出来ず、メンバーの話をしながら気付かないようにしていた気がします。
なので裏で話していた内容なんて、これっぽっちも覚えていません。笑


舞台袖からそっと客席を覗きました。
リキッドルームは、僕らの演奏開始の時はすでに満員御礼の状態でした。

そして客電が暗転。
大きな拍手と歓声が僕らを煽ります。
あの時の高揚感は忘れられません。

スタッフさんとソイルの方々に激励を受けながら、ステージへと出ました。


そういえばリハーサルの時から感じた事なんですが、スタッフさんのイベントを成功させようという心構えには感動しました。
大きな会場に不慣れな僕らにも、一生懸命取り組んでくれる姿勢には、演奏する事の重みを感じました。

一番緊張したのはリハーサルでした。笑


さて、ステージへ出てからの30分。
あっという間でした。

まず一曲目で、メンバーが遠いなぁ!もっとリハでわがまま言っときゃ良かった!と、早々にちょっと後悔。笑
今回はギターソロも少ないので、このままで良いかなー、なんて考えながらも余裕がないので集中する事に切り替えました。

ソロは力んだ!
ギターの持ち替えが間に合わなかった!
くやしいと思う事は多々あれど、次の瞬間を創る事の方が面白い。
失敗は、大阪に帰ってから日々研究中です。


2曲目の終盤、落ち着いてメンバーをぐるりと見渡しました。

楽しそうに演奏してるやないかい。
途中で何度かニヤニヤしてしまいました。苦笑

そしてお客さんのテンションが徐々に上がっていくのが伝わってきました。
最後の曲を演奏し終わるのがイヤでたまらなかったです!笑


ステージが終わり、袖にはけるとずっと見守ってくれたソイル兄さん方とクオシの兄さん方、スタッフさんからのお疲れさま!よかったよ!という熱い言葉。
染みました。


その後すぐ機材搬出を終え、quasimode、SOIL & "PIMP" SESSIONSの方々の演奏を客席から見ました。

迫力が違う。

学ぶ事と感じる事が多すぎて、情報量が膨大だ。
僕らの音楽よりもっと濃厚で聞き手の芯まで伝わる感じ。


そして最後にセッション。
管楽器のメンバーと久押しのメンバーさん、ソイルの面々のチュニジアの夜。
会場にいるすべての人が楽しそうに音楽を創っていました。
僕はギターを片付けていたのでステージ横からステージにはみ出して踊っておりました。笑



3時間以上のライブになりました。
すばらしい夜でした。

その後、2ndアルバムの先行販売のため物販に出ていましたが、お客さんの満足げな笑顔をたくさん拝見致しました。

このイベントに参加出来て本当に良かったです。
SOIL & "PIMP" SESSIONSのみなさん、呼んで頂いてありがとうございました。
quasimodeのみなさん、ご一緒出来て嬉しく思います。
スタッフの皆さん、不慣れな僕らを丁寧に扱って頂きありがとうございました。
来てくれたお客さん、楽しんで頂いてありがとうございました。

今回も多くの刺激を受けました。
今後も期待に沿えるよう、ますます精力的に活動していきます。



さて、打ち上げも終わり世の明けた翌日、東京は涼しく、熱を冷ますように夕立が訪れました。

祭りの終りのけだるさを抱えたまま、翌日は営業で関東のお店にご挨拶。
スイッチの切り替えが早いのか、人前に出るとしゃきっとしますね、みんな。笑

その翌日は下北沢I.F にて、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団に参加&見学。
僕は見学ですよ。

疲れてる寝たいなんて言いながら、結局最後までブラブラしました。


ここ最近は、疲労以上に好奇心が気持ちを支配しているのでしょうね。
常に刺激を受けながら前に進んでいく、ここ最近の動きは充実感に満ちています。

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