2011/11/12

3rdアルバムのレコーディング

カルメラ、少し久しぶりのレコーディングです。



3rdアルバムのコンセプトははっきりしていて、曲のイメージは掴みやすいのです。

しかし、収録曲を決めてからレコーディングまでの期間が非常に短期間です。
リハーサルがほとんどない状態でレコーディング。


さらに、楽曲の中でギターの立ち位置がコロコロ変わる曲が多いのです。
面白いけど大変。

そしてギターソロのある曲のテンポが速い!
早いの苦手で、求められているであろうフレーズも苦手な分野。

とにかく、結構なハードルを置かれました。


さて、リハが少ないので、事前に自分でイメージを固めていくしかありません。

この楽曲はこういうスタンスでいこうとか、気持ちいい音で録りたいなぁとか、色々考えたんです。
しかし自分一人で固め過ぎると、いざ録ってみると他のメンバーとうまく噛み合ない事も多いんです。
なので固め過ぎず柔らかい気持ちで行きました。


結果、ちょっと柔らかすぎたかなと少し反省しました。笑
案の定、色々イメージの不一致がありましたし、僕がノープラン過ぎる部分もありました。笑

イメージの不一致というのは、リズムの感覚の違いももちろんですが、完成する曲のイメージも少しズレがあったりすると、楽器事に音色が混ざり会わなかったりするんですよ。


ギターに関しては、脳から指、指からピック、ギター、シールド線を通ってエフェクター、アンプ、マイク。。。と録音するまでの距離はかなり長いのです。
その機材一個一個を変えると音色は変わりますから、組み合わせは無限です。


また、事情によりアンプの部屋がかなり遠くの部屋になってしまったため、弾いた音が遠くに感じるんですよね。

ああ、小さなフラストレーションが溜まっていく。苦笑

しかし柔軟に判断しないといけない。

ギターの音に頑固な僕には、結構な葛藤です。
自分の固めたイメージを破壊しつつ、新しいアイデンティティを構築し直すメンタルが結構大変でした。

正直なところ、リズム隊みんなで一斉に録る時は結構疲れました。



しかし、メンバーの顔が見える場所で一斉に録ると、イメージは明確になっていくわけです。

最終的にギターを乗せる頃には、求められている事がはっきりと見えてきました。
そしてエンジニアの北畑さんのいいアドバイスもあり、曲の雰囲気がまとまっていきます。

結果的にいい空気感と環境があったので、今の自分の実力は発揮しました。


現状、半分くらい録り終えた段階です。
僕はもちろん、みんなの勢いとても良い感じ。
音が生き生きしてる感じで溢れています。


これからまだまだ続きますが、良い感じに仕上がる事は間違いないです。
楽しみにしていて下さいねー!

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