2013/11/05

巡音彩祭とギターの音色

さて、本日のライブはこんな感じでした。

■2013.11.4(mon) 巡音彩祭
@東京・代官山UNITOPEN/START 17:00 ADV¥3,000 Door ¥3,500(別途1drink)w/RIDDEMATES, toconoma,JABBER-TRIO,カルメラ


ジャム・セッション感とポップさのあるスタイルのバンドが多かったですね。
見てて勉強になることばかりでした。


楽屋こぼれ話
ジャバメンバーと、ひょんなことから思春期の聴いていた音楽の話になりし少々盛り上がってました。
で、僕のiPhoneでGLAYをかけたら、toconomaメンバーさんも食いついて、想像以上に熱いGLAY,ラルクトークになりました。
同世代が多かったのもありますが、改めてムーブメントを作ったバンドのすごさを感じました。

ギターソロで"千ノナイフガ胸ヲ刺ス"のリフ入れようと思ったけど忘れてました。
その代わり、モーニンの時にジャバのsoresoreをそっと差し込んでおきました。



さて、ギターのお話。

エレキギターは、僕が弾いてるギター本体と、僕の後ろにあるギターアンプというものを使って音を出しています。
そしてギターとアンプの間に、僕が足でポチポチしてる音色を変えるエフェクターというモノがあります。
これは直列でつながっています。

例えば飯を食うと、食道、胃、腸を経由して、おしりからうんこさんが出てくるわけですが、これと同じです。
ギターを弾いたら、エフェクター1,2,3,4....を経由して最後にアンプからうんこさん....じゃなくてジャキーンって音が出るわけです。

そんなわけで、音を出すにはその全てが重要です。
人間の体、どこか調子が悪いと快便じゃないですものね。。
それぞれがいい仕事(快便)をするために、しっかりセッティングしないといけません!!


しかし!!
僕はおしりは持っていてもアンプは持っていないので、ライブハウスにお借りします。
そしてこれは、僕の持っているギターとエフェクターとの相性がいいかどうかが賭けになります。
なので、どんなアンプでもそれなりに自分らしい音が出せるセッティング技術を問われます。


今日は「Marshall JCM900」というものでした。
"マーシャル"で検索してくださいね。
誰もが一度は見たことのあるギタリストの後ろにあるアレです。

このマーシャルのアンプ、型番によって微妙に音が違います。クセが違います。
もちろん他のメーカーとも違うわけですが、この「Marshall JCM900」君は単純に90年代のロックサウンドです。
80年代の骨太なロックより、激しくピロピロズギャーン!!と音を出しやすいのです。
よく歪むハイゲインと呼ばれるものですね。

このJCM900君と、僕のギターとエフェクターの数々、今日はとても相性が良かったです。
むしろ良すぎてガツガツ歪み、良く鳴る状態なので、目を離せばすぐに泣き出す子供のように良くなる状態でした。

それはまた、ギターの弦を細くしたのもある。
いつもより軽い力で音がなっちゃう。
止めたい時に止められない。

でもそれくらいじゃじゃ馬な状態のほうが、エレキギターらしいサウンドになるんですね。

それなりに評判は良かったようで一安心。


そして新しいエフェクターと、それぞれのエフェクターの役割も大幅に変更しました。

今まで、激しい曲のバッキングで使っていた"shur riot"君は、ギターソロ用に変更。
めちゃくちゃ気持ちイイを出してくれるんですが、バッキングやと中音が主張しすぎるので音を下げると今度は埋もれる。
なので、いい音はソロで活躍してもらうことにしました。
サスティーンもあってソロ向きのエフェクター。
モダンな音色なのでメザブギーのアンプをイメージするといいと思います。
モーニンはこの子でした。

そして今回からのニューカマー"Amptweaker TightDrive"。
この子はメインのロックサウンドです。
サウンドの明るさを変えれるのもいいし、中音は甘くがっつり歪む。
ディストーションに近いオーバードライブですね。
Marshallのプレキシ風のサウンド。もしくはガバナーを現代風にしたような感じ。
気持よくロックできる感じです。

そしてこいつに"Ibanez TS808"をMIXします。
そうすると粒の細かな歪になります。
この子は優秀な子で、カルメラのロック曲は彼がほぼ隠し味を添えてます。

基本的にはこの3つを土台に割れたサウンドを作っています。

で、ブースターには"Xotic Effects EP Booster"使ってます。
今回のライブより、内部のスイッチ設定し直しました。


この子は「真夜中の510」なんかのソロで登場します。


今日のライブは、胃袋の"Amptweaker TightDrive"君と、おしりのJCM900君が相性が良すぎて暴走気味でした。

が、これも次回からはコントロール出来そうです。


こうやってそれぞれのエフェクターの役割変更により、個々の美味しい音色も活かせ、僕自身が音色のイメージをしやすくなりました。


ギターの音色は、ただバリバリー!!と音鳴らしているのではないんです。
ギタリストは、その割れた音に愛情を注いでいるわけです。
それによってお客さんの高揚感を左右することになるのですから、とっても大事なことなのです。



今回もまた通過点。
しかし、今求めているサウンドとしてはゴールに近い。

これからも、会場ごとに、新曲を演奏する度に、録音された音色以上の「ナマって気持ちいい!!」と思ってもらえるようなサウンド作りを日々勉強していかないといけないと思っています。


いじょう、マニアックな機材のお話でした。
そんなことに思いを馳せながらライブのギターの音色聴いてみてくださいね。

ってことで次のライブは今週末!!!

2013.11.8(fri) 「冷牟田竜之 presents Taboo」
@京都・メトロ
w/[LIVE] THE MAN、MOTORS
[ACT]冷牟田竜之 ( DAD MOM GOD, THE MAN ),SHIM TATSUYA and belobelobelo,and more…
OPEN/START 21:00 ADV ¥2,500 Door ¥3,000 (別途1drink)
チケット:各プレイガイドにて発売中
チケットぴあ 【Pコード:212-780】  tel 0570-02-9999
ローソンチケット 【Lコード:56485】 http://l-tike.com//
イープラス http://eplus.jp/
またはカルメラ予約フォームにて受付中

※18歳未満入場不可、要身分証明書
問合せ:京都METORO 075-752-4765
2013.11.9(sat) 「Advent Calender」
@大阪・心斎橋Live&Bar 11
w/[LIVE]DOBERMAN,TUFF SESSION,マキ凛花,フジヤマウンテン,奇妙礼太郎,
Hiroyuki the sumiley7 (MORTORS / Westy Bong Bong!),
KEISUKE&岸本栄一(MOHIKAN FAMILY’S & GAROTA)
[DJ]YONE(OSAKA SKANKIN’NIGHT / 2tone café),GEN(SKA BAR),Coh-Chang(Westy Bong Bong!),
岡野豊&諭(WORLD STANDARD&bossanova underground),大城真悟(ツキノウタゲ),
SHANUK(福中周平&渕上寛),Key Toy’s Crew,るんぺ&ようすけ,Marboo(Tambro),MINEYAMA
OPEN 18:00 ADV ¥2,500 Door ¥3,500 (別途1drink)
チケット:チケット:各プレイガイドにて発売中
チケットぴあ 【Pコード:212-466】 0570-02-9999
ローソンチケット 【Lコード:55456】 0570-084-005
CNプレイガイド tel 0570-08-9999
イープラス http://eplus.jp/
問合せ:心斎橋Live&Bar 11 06-6243-0089
2013.11.10(sun) 「THE MAN×カルメラ Club Circuit Tour in 伊那」
@長野・伊那GRAMHOUSE
w/[LIVE] THE MAN [DJ]ORIHASHI EIICHI
OPEN 18:30 START 19:00 ADV ¥3,000 Door ¥3,500 (別途1drink)
チケット:カルメラ予約フォームにて受付中
問合せ:GRAMHOUSE 0265-73-6923

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