2013/12/23

31歳は、続きの始まり。

先日22日。
地球に生まれて30年が過ぎ、31年目が始りました。
ありがたいことに、この体は頑丈です。

しかしこの歳になると、一年が烏兎怱怱。
照らす太陽が、昨日のものか今日のものかわからなくなってしました。

記憶の中で数日が重なり、重なるからこそ見えてくるものもあるのでしょうね。
いつの間にか、"一日の連続を繋げられる"発想が、自分の生活の中で重要になりつつあります。
また、その連続の先にあるものを見据えるようになりました。

若い頃、大人の先輩に散々言われた言葉の数々は、やっと自分の脳の中で価値を高めています。
歳を取るということは、経験と衝動のバランス感覚を得る事なのかと、思うようになりました。

僕の30歳は、これまでの経験値の低さゆえに悔しさを感じることが多かったです。


振り返れば、30歳は激動の一年でした。

所属事務所の決定、レーベル移籍、東京への移住。
これは人生の一つの転機でした。

5thアルバム制作、大阪卒業ワンマン、5thアルバムリリースツアー、サンセット,サマソニ参加、ビルボードライブオオサカワンマン、THE MANとのツアー、6thアルバムレコーディング。
まだまだ書ききれないほどのトピックがありました。
それほどに刺激的なトピックを並べられる一年はありませんでした。

これは、沢山の人達の手を貸りることが出来たおかげです。
お世話になっている人たちには、本当に感謝しています。
チームを作り、作品を作り、新しい事へ挑戦し、人を楽しませることと向き合えました。

正直、自分で動かしたトピックなど、ほとんどありません。
動かすきっかけを作れるようになりたいと思うようになりました。


また、それをこなすには、自分の不甲斐なさを知り、だらしなさと向き合い、弱さを潰していく作業が必須でした。

この30年のこびりついたクセを、一日で直すことはそう簡単に出来ません。
とにかく、自分の悪いところを日々修正し続けています。
目標通りの日もあれば、やっぱり元のダメなクセが出る日もある。

なんだか学生時代の勉強を思い出します。
人生という壮大な学科。
その複数科目が日々、抜き打ちテストで襲いかかってきます。
20代には必要なかった責任感というか人間力を問われているように感じました。

しかしこれ、落第すらさせてくれません。
どんな評価でも、僕は31歳になりました。

一年で変われたかと言われれば、疑問です。
これからも自分の修正は続いていくのでしょう。


そして、人の繋がりへの意識も変わってきつつあります。
これはまだ明確な答えが見えていませんが、人と人が交わるところで、自分がどういった役目をすると面白いと思えるのか。
僕にしか出来ない繋げ方や繋がり方があるのかもしれないと模索するようになりました。


すべてのことは、僕の周りの人から学べることのように思います。
もっとよく人を見て、感じて、受けた刺激は自分の意識と融合させたいと思います。


31歳は、続きからの始まりにします。
これから続いていくその先への布石の一年にしたいと思います。

30代ビギナーを卒業して「やんちゃじゃないからこその面白さ」を理解し始めました。
31歳も楽しみです。


まだまだ未完成な人間ですが、みなさま、これからもどうぞよろしくお願いします。

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