2011/01/20

楽器の向き不向き

今日来られた体験レッスンの方は、ギターをまだ持っていない方でした。

ギターのレッスンやのにギター持ってないんかい!
的な事はかれこれ4、5人目なので、気にしないわけですが、今回はちょっと考えさせられました。


体験レッスンに来た方に最初に訊くのは、"習いに来た動機"と"ギターをやり始めた動機"なんですね。
何か楽器をやりたいと思ったものの、どの楽器をやりたいか試行錯誤している状況の方でした。

早速ギターに触れてもらって話をしていたんですが、その方がふとこんな事を言いました。

「楽器って、向き不向きがあるじゃないですか?」

向き不向きあるの?

思わず聞き返してしまったんですが。苦笑



楽器に向き不向きがあるという事を考えたことなかったです。

「嗚呼、俺はギター向いてない。」
なんてものは、負け惜しみ以外の何ものでもないと思ってました。

ましてや、触った事も無い楽器を、30分の体験で分かる事なんて不可能です。


初めてギターを持って一年。
全く同じ練習方法で、全く同じ練習をした二人の人がいます。
どちらが上手いでしょう?

たぶんどっちも一緒です。


初めてギターを持って一年。
どちらが上手いでしょう?

と言われたら、
効率よく練習した方か、めちゃくちゃ練習した方です。


そこにある差は、向き不向きじゃなくてやる気でしょ。

あえて向き不向きがあるとするなら、
楽器を通して出来る友達やら、知識やら、目標やら、
そういうものを楽しめる感覚が、あるかないかやと思います。


そもそもその感覚は、楽器じゃなくても一緒でしょ?
仕事しているうちに、仲間が出来て、知識が増えて、目標が出来る。
それが楽しくないなら、それが出来ないならその仕事は向いてないんです。


何かを始める事に臆病になるのは分かりますが、
向き不向きを選別したり、楽しいか楽しくないかを判断するには、
始めてみないと分からない事はいっぱいありますよね。

その最初の勇気を出してくれるのは、
初期衝動だったり、自分のなりたい姿だったり、
自分自身の情熱と願望です。


楽器に向き不向きはありません。
必要なのは、その楽器と音楽を楽しむ気持ちと情熱と願望があるかないかです。



と思った事を、かなり端折って

「向き不向きは無いです。
 必要なのは、楽器をやりたい衝動と自分がなりたい願望だけです。」

と、ずいぶん煩悩にかたりかける言葉になりました。苦笑

それなりに満足して帰られましたが、たぶん習いに来ないだろうなぁ。。笑



楽器をやる事は非効率です。
もっと効率的で生産的で、人生の役に立つ趣味はあると思います。
しかしながら音楽には、"効率"よりもっと本能をくすぐる何かがあるんですよ。

そういう部分を大切にするが増える世の中になってほしいなぁと思います。
豊かな国は、お金じゃなくてハートが豊かなんです、たぶん。

頑張れ日本。

なんのこっちゃ。


ではまたー。

2 件のコメント:

  1. みっちぇるん2011/01/20 0:48:00

    よくわかるぜ、あっちゃん!(=゚ω゚)ノ

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