2012/07/17

僕のSAVE THE NOON その2

その1の続きです。
こっちがメインで言いたいことです。



今年の四月の頭。夜10時前。
NOONが無許可営業により摘発されました。
ダンスをさせた違法店と言われるのです。

なんだそりゃと。


あんなに楽しそうに踊ってた人たちも、
そこで仲良くなった人たちも、
そこで感じた経験も、、

全部違法でしたと言われます。


近所との揉め事も無いように改装し、
営業時間も守り、
人を楽しませる空間を提供してきたスタッフさんは檻の中。


怒りがこみ上げましたよ。


しかし、僕の怒りをtwitterで垂れ流したところで、
この事実を変えることはできません。
その夜、たくさんの言葉を発することはないまま、飲み込みました。。


その日、NOONの状況を知るためにtwitterで検索し続けました。
翌日から、事情を知ってそうな人に話を伺いました。
難しい言葉でだらだら書いてある風営法を何度も読みました。
風営法改善に向けた動きをする団体の方のお話も伺いました。

僕に何が出来るのかと、試行錯誤しました。



しかし結局のところ、僕はちょっとギターが弾ける凡人でしかありません。

感情的に語ろうとも倫理的に語ろうとも、大きな声でたくさんの人の心を動かすことは出来ないんです。

NOONに大金を送ることも、
風営法改正案を議会に提出することも、
SAVE THE NOON 弁護団に参加することも出来ない、
ただの凡人です。


ギターを弾いてアンプから音を出すしか僕にはできません。
しがないギタリストですから、たくさんの人の心を動かすことは出来ないかもしれません。
僕にはマイクもありませんから、心に響くメッセージを伝えることも出来ません。

しかし、NOONのためにギターを弾く機会があるなら、全力で演奏しましょう。


僕はもう一度、いや、何度もNOONでライブがしたいです。
あの場所で、みなさんと会いたいのです。
そのために、精一杯演奏しましょう。


"SAVE THE NOON"


その思いで演奏させていただきました。



DJやミュージシャンが音を出せる場所として再出発できる日を楽しみにしております。

NOONへのラブレターです。





そしてまた、

仕事帰りのサラリーマンも、
音楽好きなOLも、
クラブが好きな若者も、
有名なアーティストにも、
世界中のDJさんにも、
名も知らぬ多くのバンドマンにも、
クラブやライブハウス(対岸の火ではないのです)という場所は、無くてはならない存在です。

そんな場所を正しく管理できていないこの国の法律は、
けして正しいものだとは思えません。


戦後から、ただただ言葉を継ぎ足しだだけの風営法です。
今の時代に正しく適応できるように見直す事がなぜ出来ないのですか。

それならば、まずは少しでもいい、
"風営法からダンスの項目を削除していただけませんか?"とお願いしてみようという試みです。


そのお願いをするために、10万人の署名が必要なんです。
お偉いさん方に考えてもらうために、10万人の署名が必要なんです。


願わくば、下記のサイトから署名協力して頂きたいと思っております。
レッツダンス署名推進委員会
http://www.letsdance.jp/

また、DOMMUNEのアーカイブ「TALKING about 風営法!!!!!第一章」から、詳しく知っていただけると幸いです。
そこらの難しい内容を面白く知れるタモリ倶楽部なみに面白いのでオススメです。

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